勝負の世界は甘くない。
弱者は、容赦なく徹底的に痛めつけられる。
連日、打線が沈黙し、繰り出す投手はことごとく炎上する。
強かった阪神は今は昔、すっかり阪神は弱者へと成り下がってしまった。
全く打てず、点を取れる気配すらないしない打線。
打線の援護がないことを過剰に意識し、1点を惜しみ、結局自滅する投手陣。
不甲斐ない選手たちを批判することしかできない首脳陣。
負け続けることにより、事態は悪くなる一方だ。
今にして思えば、こんなに弱い阪神になってしまうことは、全く予想外ではなかった。
打線はもともと強くないことは誰の目にも明らかだった。
貧打という最大の弱点は、既に昨シーズンから露呈していた。
にも関わらず、補強も全くせず、世代交代を見据えた若手の起用もなく、低下の一途を辿る打撃陣を放置し続けた。
今シーズンの打線の完全崩壊は、ある意味、当然の結果だろう。
ここ数年、JFKという強力リリーフ陣に頼り切ってきた投手陣。
先発投手は、完投能力はおろか責任イニングも全うできない状態になってしまった。
JFK以外の中継ぎ投手は緊迫した場面の経験が欠如し、全く成長していない。
まして、エース井川を欠いたにも関わらず、それに代ろうとする投手は出てこない。
12球団最強なんて思っていた投手陣は幻であり、投手崩壊の現状も、当然の結果だった。
今の阪神の弱さは、打撃陣も投手陣もそれを司る首脳陣も、ここ数年の強さが永遠のものだと勘違いし、強さを維持する努力を怠っていたがゆえの当然の結果なのだろう。
まさに、
「驕るもの、久しからず」だ。
ただ、戦力補強や選手の技術的なことは、素人が何を言っても仕方ないこと。
それよりも阪神を愛するファンとして腹立たしく、悲しいことは、選手一人一人の覇気の無さだ。
今の阪神の選手たちには必死さが感じられない。
結果が出ないことで臆病になったり、うまくいかないことに対して努めて気持ちを切り替えようと淡白な態度をとる姿しか見受けられない。
チャンスにことごとく凡退を繰り返し、悔しくないのか?
投げては打たれる不甲斐ない投球を続け、悔しくないのか?
あと1歩及ばず打球がグラブに収まらず、悔しくないのか?
大観衆の前で、見るも無残な試合をし、悔しくないのか?
もっと、感情を表に出し、悔しがり、そして奮起する・・・そんな姿を見せてくれよ。
よっぽど、甲子園や全国の阪神ファンの方が負けることへの悔しさをあらわにしているじゃないか。
弱いことを受け入れるのはファンの仕事であって、プロ野球選手の仕事ではない。
長いシーズン、悪い結果にいちいち感情を表に出していられないのは分かるが、今の選手たちには、何ら感情を高ぶらすことなく、あっさり負けを、弱さを認めているようにしか見えない。
甲子園を埋め尽くす阪神を愛する大勢のファン。そして、全国各地で阪神を愛する大勢のファン。
ファンあっての阪神タイガース、ファンあってのプロ野球。
阪神ファンは無様な試合を繰り返し見せられても、それでも阪神を応援しているんだ。
どこの球団のファンよりも熱く、どこの球団よりもチームを愛する阪神ファンのために、
プロ野球選手であり、阪神の一員であるならば、貪欲に勝利を求める姿を見せてくれ!
それでも勝てないのならば、負けることへの悔しさや憤りを見せてくれ!
そして、明日から、もう1度強くなるための戦いをしてくれ!勝利への執念を見せてくれ!
0-10で負ける試合なんて、プロのやることではない。
そんな恥ずべき試合にもお金を払って見に来てくれているファンの存在を忘れるな!
いくら負け続けようが、それでも阪神が好きで仕方ないファンがたくさんいることを忘れるな!
ファンも選手も一丸となり、もう1度、強くなるぞ!阪神タイガース!!