猛虎盛衰

強かろうが、弱かろうが、阪神を愛する気持ちに変わりはない

能見という投手 

矢野、能見絶賛「仏」に

こちらも期待されつつ毎年結果が出せないでいる2004年ドラフト自由獲得枠投手・能見。
2005年は、新人ながら4勝をあげ、将来が楽しみな投手といった印象だった。
2006年は、適正外のリリーフ起用ですっかり歯車が狂い、何もできずに終わってしまった。
2007年は、ポスト井川の呼び声もむなしく、序盤と終盤に上げた4勝に終わり、またもや期待を裏切った。
そして、2008年・・・今年こそ1年間ローテを守るような活躍をと、まだまだ能見に期待してみるが、いきなりオープン戦でド派手なサヨナラ満塁弾を食うという暗雲立ち込みまくりのスタートとなっている。
やっぱり今年も能見はダメなのか?

サウスポーのストレートは5キロ増し(3キロだったっけ?)なんて言われるが、常時140キロを超すキレの良いストレートは表示以上に速く見える。
変化球はスライダー以外は見るべき球はないが、そのスライダーのキレはかなり良く、必殺武器になり得る球種のはずだ。
それらの球種を全体的に低めに集める制球力もあると思うし、矢野捕手が絶賛したとおり、持っている資質自体は、素晴らしい投手だと思う。
それでいて、なぜ結果が出せないんだろう??
ストレートとスライダーしか攻めのパターンがないからか?(去年習得を目指したチェンジアップは効果なしか・・・)
自ら与えた死球が報復合戦に発展してしまったことを悩むような優しすぎる性格が災いしているのか?
ただ、今年29歳になる能見にとって、猶予の時間は決して多くない。
どん底スタートの2008年だが、課題はしっかり克服し、意地でも這い上がるという闘志をあらわに、”これぞドラフト最上位投手”という活躍を今季こそ見せてくれることを願って止まない。

余談だが、「ドラフト最上位投手」という称号は、能見にとってはありがた迷惑なものなのかも。
能見指名の年の阪神は、本命・野間口(シダックス)に早々にフラれ、並び称されていた一場(明大)は金銭授受問題で手を引くはめになり、慌てて那須野(日大)、染野(同大)に方向転換を図るも、次々にフラれ続けたあげく、新規参入の楽天や、ウザい巨人に中位指名予定の能見まで強奪されそうな気配になり、慌てて自由枠指名に繰り上げた。(全てウワサの範疇)
言い換えれば、能見は最上位の評価をされていた選手ではないということだ。(同期自由枠の岡崎捕手も)
これにより、野間口、一場、那須野、染野を獲り逃したことは現状では結果オーライ。
大きな問題は、自由枠行使にこだわったために、高校生の逸材・ダルビッシュや涌井の指名権を放棄したことだ。
これは、痛恨のミスと呼ぶにはあまりに痛すぎる大失態だろう。
そんな遺恨からか、いまだに能見と岡崎なんか獲らなければ、ダルビッシュか涌井が獲れたのに!と、本人とは関係のないところで批判の対象になってしまっている(ような気がする)。
そういった周囲の雑音をシャットアウトするためには、能見が「ドラフト最上位投手」の名に恥じぬ活躍を見せるよりほかない。
僕は、能見ならできると思うし、少なくとも同期入団の岡崎よりははるかに可能性を持つ選手だと思う。

そこで、今季の能見の成績をまたもや妄想・・・

8勝6敗 3.50

去年の倍は勝とうぜ!能見よ!

にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ

[ 2008/02/28 17:36 ] 阪神タイガース | TB(0) | CM(0)

杉山という投手 

開幕ローテへ!杉山快投2回0封3K

ドラフト自由枠入団し、2005年には9勝を上げたりもしたこの本格派右腕に、未来の阪神のエースへと期待したファンは多かったことだろう。背番号「18」を背負うことからも、球団としての期待も大きかったはずだ。
しかし、いつまでたっても思い描くような成長を見せてくれない杉山に期待する声も徐々に薄れてきた感じだ。
常時140キロを超すストレートと鋭い変化球は、「いかにも本格派!」という印象の投手で、一皮剥けてくれればと思うのだが、残念ながら、その”一皮”が物凄く分厚いらしい。
そうこうしているうちに、今季はローテ候補として金村暁が加入し、去年の上園の台頭もあり、今季はすっかり影の薄い存在に成り下がってしまった感じだ。
ところで、僕が球場で阪神戦を観戦すると、なぜだか杉山が先発するケースが多い(気がする)。
しかも、僕の目の前ではかなりの確率で好投してくれるのだ。去年は甲子園で鮮やかな完封劇を目撃したし、その以前も、杉山のおかげで阪神勝利の美酒に酔いしれた試合は数多い(気がする)。
そんな因縁からか、僕はどうしても平均的な阪神ファン以上に杉山に対して大きな期待をかけてしまうのだ。
話を戻すと、オープン戦序盤の好投ぐらいではまだまだ杉山への信頼が高まることはないだろう。
杉山信者の僕ですら、「どうせ、次の登板では別人のようなダメ投手になるんだろうな・・・」と、疑いの眼差しを向けてしまう。
でも、心の奥底では「今シーズンこそ杉山が大化して、一気にエースへと上り詰めるかも?」と、今にも消えそうな僅かな可能性を信じてしまうのである。

ちなみに、彼の今シーズンの成績を妄想すると・・・

12勝8敗 3.00

有り得ない・・・か。

にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ

[ 2008/02/26 12:14 ] 阪神タイガース | TB(0) | CM(2)

新日本石油ENEOS・田沢投手を阪神スカウトが視察 

ドラフト候補・田沢 3失点にガックリ

引き続きドラフトの目玉である新日本石油ENEOS・田沢純一投手がロッテ2軍との練習試合に登板した。
強豪社会人チームだけに、ドラフト候補は数多く在籍するが、終結したプロ5球団のスカウトの1番のお目当ては間違いなく田沢投手。この日は3回8被安打3失点とイマイチの内容ながら、その注目度の高さを示した。
去年、春先の鮮烈な投球で一躍ドラフト候補の中心へと躍り出たが、シーズンが進むに連れやや尻つぼみの感じは否めず、本人の強い希望により”もう1年”プロ入りを見送った訳だが、彼の場合、どうも先発に回ってから思うような結果が出せていないように思える。もともと、プロ側の評価は”即戦力リリーフ型投手”ということだと思うし、僕もMAX150キロを超す剛球を生かすにはリリーフが最適なのでは?と感じている。
いずれにせよ、今回の投球内容は調整段階の時期ということで彼に対する評価にさほど影響するとは考えられない。特に、横浜や西武といったリリーフ補強の緊急度が高いと思われる球団は昨年から密着マークを続けてる様子で、故障や極度の不振に陥るなど、想定外のアクシデントが起きない限り、今オフのドラフト上位指名は間違いない逸材といえるだろう。
さて、その田沢を視察に我らが阪神の菊池スカウトも視察に訪れたようだ。
阪神は今のところ、JFKに代表されるようにリリーフ陣だけは強固で、補強の必要性は最も薄いポジションのだと思われる。
が、守護神・球児はメジャー志望、鉄腕・久保田も先発転向志望、リリーフ陣の精神的支柱・ウィリアムスは無理が利かなくなる年齢的に差し掛かることから、一見磐石なJFKも”諸刃の剣”的な要素を多分に含む危険なポジションであることもは確かだ。しかも、この3人にかかり続ける負担は計り知れず、積年の蓄積疲労により、いつ誰がパンクしてもおかしくない状態と言える。
そんな状況だし、田沢という優秀な即戦力リリーフ型投手の補強を頭の片隅に置いておく事は決して無駄ではなく、今後も彼の投球に注目していく必要があるだろう。

にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ


[ 2008/02/26 10:46 ] ドラフトの話 | TB(0) | CM(0)

オープン戦が開幕! 

岩田はええやん!3回0封で先発ローテ争いに残ったで!

いよいよオープン戦が開幕!
「1軍残留」を賭けた過酷なサバイバルが公式戦開幕まで続く。
開幕投手はキャンプMVPに指名され、首脳陣の評価と期待の高い3年目左腕・岩田が先発。
故障と制球が安定しないなどの技術的な欠陥により、出世が遅れていた大器も、今シーズンはいよいよ期待通りの活躍をしてくれそうな気配だ。この日は、結果的に3回無失点ながら毎回走者を背負う苦しい投球内容だったが、調子が悪いなりにまとめられるようになったと前向きな評価をしたい。
とにかく、下柳以外に左腕のローテ候補がいない阪神先発投手陣の台所事情により、岩田にかかる期待は自然と大きくなる。近年のドラフトで狂ったように左腕ばかり上位指名してきたにも関わらず、何で左腕不足に陥るんだ!と言うやり切れない思いも、岩田が活躍してくれることにより多少なりとも解消されるだろう。
頼むぞ!岩田!!

他では、玉置が良い投球内容を見せてくれた。渡辺や橋本健といった”JFKへのつなぎ役”が調子が上がってこない現状では、玉置がそのポジションを勝ち取る可能性は極めて高い。
玉置のような高卒入団選手を鍛え上げて1軍戦力へと成長させるということは、チームの育成力の高さを証明することと言え、チーム構想上、最も理想的なことだ。玉置が今シーズン成功してくれれば、後に続く、鶴、横山、清原ら高卒入団投手にとっても希望となるし、今後のドラフト戦略にも大きな影響を及ぼすだろう。

にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ

[ 2008/02/25 16:48 ] 阪神タイガース | TB(0) | CM(0)

新外国人への期待と不安 

アッチ、0封デビュー!日本にマッチ!

新外国人投手・アッチソンはなかなか良さそうだ。
前評判通りの高い制球力に加え、カーブ、チェンジアップといった変化球も良いみたい。
コンパクトな腕の振りと、早い投球テンポによって打者がタイミングを合わせずらいらしいし、懸念されていた球威不足という弱点も、この時期に143キロを記録してるんだから心配無用だろう。
ひょっとすると年間を通して先発ローテを守ってくれるのはもちろん、うまくすれば二桁勝利をあげるぐらいの活躍をみせてくれるかも。
たかが紅白戦で好投したぐらいで、手放しで喜ぶわけにはいかないが、少なくとも去年のジャンよりはやってくれそうと期待が持てる。


フォード株乱高下、急発進翌日にパンク

一方、野手の新外国人選手・フォードは全然ダメそう。
契約当初こそ、3拍子揃った好選手という触れ込みに期待感が膨らんだが、結局は何一つ秀でたもののない中途半端な選手だったということなのかも。
オープン戦も始まらない時期だから、単純に調子が上がらないだけかもしれない。
公式戦が始まれば、ベールに包まれっぱなしの真の実力を発揮してくれるのかもしれない。
でも、いずれにせよ、あちこち痛いといっては練習をリタイアしている場合じゃないと思うのだが。
少なくとも、現状では、好調を維持し続けている葛城や、遅れを必死に取り戻そうとしている桜井よりははるかに劣っていると見るべきだろう。
それにしても、阪神の外国人獲得の下手さにはガッカリさせられる。(特に野手)
ここ数年、阪神で活躍した外国人野手はアリアスにしろ、シーツにしろ、日本で実績のあった外国人ばかり。
巨人のような強奪&乱獲してまで外国人を補強することには賛成できないが、独自に外国人を獲ってくる能力がないことは明らかなんだから、外国人補強の必要がある時は日本で活躍していた外国人選手を優先的に獲得して欲しい。

いま思うのは、「日本ハムをクビになったセギノールは今頃どうしてるんだろう?」ってことかな。

にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ

[ 2008/02/22 15:17 ] 阪神タイガース | TB(0) | CM(0)

投手はヒットを打つべきか? 

交流戦を除き、DH制を取らないセ・リーグでは当然、投手がバッターボックスに入る。
打てなくて当たり前と思われている投手だが、バッターボックスに入れば野手と同じであり、凡退するよりは安打を放った方が良いに決まっている。
そこで、「強いチームほど投手の打撃成績は良いのではないか?」と考えが飛躍したため、2007年の投手の打撃成績(ややこしいが)を調べてみた。

まずはチーム別の投手の打率

【チーム別】
1東京 .121(256打数31安打)
2広島 .106(245打数26安打)
3横浜 .106(246打数26安打)
4阪神 .106(199打数21安打)
5中日 .085(271打数23安打)
6巨人 .074(258打数19安打)


トップの東京ヤクルトと最下位の巨人との間には5分も差があることに驚いたが、もっと驚いたのは投手の打率成績順位をそのままひっくり返すとペナントの順位になるということ。つまり、投手の打撃力はチームの勝敗には全く関係ないということを数字が如実に物語っており、投手の打撃が良いチームの方が勝星は伸びるのでは?という僕の予想は大きく外れる結果となってしまった。

余談になるが、阪神だけに焦点を絞ると、他球団に比べて極端に打数が少ないことが目につく。投手の打数の増減は、打席に立つ機会が多い先発投手の投球イニングが大きく影響していると思われる。ということは、阪神の先発投手は早いイニングで交代を命じられるケースがダントツで多いという証であり、投手の打撃成績を調べた結果、図らずも阪神の先発投手陣はリーグ最低であることを証明する数字を弾き出すことになってしまった。


気を取り直して、投手打撃ランキング

【打率】※20打席以上対象
1吉見 祐治(横) .333(18-6)
2石川 雅規(ヤ) .273(22-6)
3高橋 建  (広) .207(29-6)
4川島 亮  (ヤ) .200(20-4)
5ボーグルソン (神) .172(29-5)
6下柳 剛  (神) .162(37-6)
7藤井 秀悟(ヤ) .152(33-5)
8大竹 寛  (広) .150(40-6)
9石井 一久(ヤ) .146(48-7)
10ジャン   (神) .143(28-4)


吉見と石川の打撃の良さは、野手並みといっても過言ではない。
ただし、両者とも本業の投手としての成績が伴わないところを見ると、自ら打つことで自らを助けるという構図はやっぱり当てはまらないようだ。
4位の川島は、2006年は.333(15-5)と投手部門首位打者で、毎年コンスタントに打っているという点で、投手きっての好打者といえるだろう。


続いて投手の儀打数ランキング

【犠打】
1グライシンガー (ヤ) 8
1中田 賢一(中) 8
3高橋 尚成(巨) 7
3金刃 憲人(巨) 7
3高橋 建  (広) 7


グライシンガー(16勝)、中田(14勝)、高橋尚(14勝)と、勝星の多い投手は犠打もキッチリ決められる傾向にある。また、高橋健を除く投手は軒並み打率上位にランクインしていないという皮肉な結果となった。
要するに、自分で打って出塁することにより無駄に体力を消耗するよりも、凡退するケースが多くても、チャンスにきちんと犠打を決めさえすれば勝星は伸びるということだろうか。


続いて、三振率を調べてみた。

【三振率】※20打席以上
1工藤 公康(横) .750(28打数21三振)
2土肥 義弘(横) .704(27打数19三振)
3山本 昌  (中) .697(33打数23三振)


工藤の三振率は凄まじい。が、かつては日本シリーズでサヨナラヒットを記録したこともあり、決して打撃が弱い投手ではない。おそらく工藤ほどのベテランになれば、打撃にエネルギーを費やすような無駄なことはせず、あっさり三振で終わる方が投球に影響がないことを長年の経験により身に染み付いているのだろう。できれば、首位打者・吉見にも、同じチームの誼で「勝ちたかったら打撃を一生懸命やるな!」とアドバイスしてあげて欲しい。
ちなみに最多三振数は35個で内海(巨)だったが、2006年には打率.214(56-12)を記録しており、決して打撃が不得手なわけではない。2007年の巨人の投手陣は総じて打率が悪く、チーム戦略として投手が打つことを規制したのではないか?と余計な詮索をしたくなるほどだ。ただし、結果としてチーム防御率もUPし、リーグ優勝を成し遂げたのだから、投手が打たない方が良いという作戦はあながち見当違いではなさそうだ。

最後に、20回以上打席に立ちながら1本もヒットが打てなかった投手を参考までにあげておく。いくら、チームの勝敗には影響を及ぼさないとはいえ、せっかくバットを持って打席に入るんだから、来年こそはヒットの1本でも打ってもらいたい。特に能見!!

【無安打】※20打席以上
小笠原 孝(中) 38打席ノーヒット
土肥 義弘(横) 35打席ノーヒット
能見 篤史(神) 20打席ノーヒット
松岡 健一(ヤ) 20打席ノーヒット

にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ

[ 2008/02/13 15:06 ] プロ野球全般 | TB(0) | CM(0)