僕は阪神の中で誰が1番好きかと聞かれたら、今岡と答える。
このBLOGでも、今岡に対するメッセージが多いのは、単純に僕が今岡が好きだからである。
同世代であることも親近感のわく理由のひとつだが、やはり、阪神の歴史において突出した天才バッターである今岡には、僕を惹きつけてやまないオーラがあった。
1番打者として先頭打者ホームランをガンガン打ったり、右打者でありながら首位打者を取るほど卓越したバットコントロールを見せたり、チャンスに異常な強さをみせぶっちぎりの打点王に輝いたりもした。
チーム状況により自分に求められているものに合わせ、高いレベルで打撃スタイルを変化させられる今岡のような打者を僕は他に知らない。
月並みだが、天才という言葉が最も似合う選手だった。
僕は、阪神の勝利に大きく貢献してきた今岡に一番大きな声援を送ってきた。
持っているレプリカユニフォームはもちろん今岡の「7」番。(球児の「22」も持っているが)
草野球では今岡モデルのバットを使用し、今岡をイメージしたフォームで打つ。
(形態模写のレベルであり、あの天才的な内角の捌きまでは到底真似できないが)
とにかく、今岡が好きだ。
それは今でも。
故障の影響もあり、突如、バッティングの状態が悪くなったここ2年。
特に去年あたりから顕著に見られる弱々しいスイングには、どうしても「衰え」の二文字が脳裏によぎってしまう。
復活を期した今季も、今のところ改善された気配はない。
あのスイングでは、単打は出ても、長打は出そうにない。
あれは2番や8番打者のスイングだ。
もちろん、今岡を2番や8番に入れることは、チーム編成上有り得ない。
走れない、守れない、今岡は打つことでしか特長を活かせないタイプの選手であり、5番打者として相手に恐怖を与えるような打撃をしない限り、レギュラーとして生きる場所はない。
厳しいようだが、今の状態のままの今岡を使い続けることは、優勝を本気で目指すチームでは許されない。
今岡の力が絶対に必要というチームではなくなりつつある今、復活を待つ猶予期間はもう残り少ないはず。
具体的には、今日からの巨人との3連戦が今岡にとって残された最後の猶予期間だという気がする。
岡田監督も、昨日の試合後に、名指しで厳しいメッセージを送っていたことだし。
どう考えても、今の状態から脱するのは簡単なことではないはず。
ただ、かつて天才と呼ばれた今岡のことだから、ある日突然蘇ってもおかしくないと思えてならない。
凡人には天才のことは分からない。
今でも今岡が天才であることを力強く証明して欲しいと願う。
今岡が好きだから。